ダイエットの敵とみられがちな炭水化物を味方につけるポイント
それは、GI値の低い食品を選ぶことです。
GI値の低い食品を選んでいただくと、より効果的に脂肪を溜めることなく食事ができます。
GI値とは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後の血糖値の上昇度を示す指標のことです。
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までに血液中に入る糖質の量を計ったものです。
GI値が急上昇するとインスリンというホルモンが分泌されます。
単純炭水化物は体内で分解される前から糖で構成されているので、摂取すると一気に血液中へ一気に流れ込みます。
すい臓は一気に増えた血液中の糖を急いで処理するために大量のインスリンを分泌します。
血糖値が急激に上がった場合、インスリンは糖を筋肉と肝臓には送らず、すべて脂肪細胞に送ってしまいます。
これが太る原因となります。
〈GI値が高いもの〉
食パン、フランスパン、白米、餅、うどん、パスタ(乾)、人参、カボチャ、砂糖を使用したものなど
〈低GI値(おすすめ)〉
玄米、全粒粉のパン、全粒粉パスタ、そば、春雨、キャベツ、大根、ほうれん草、アボカドなど
トレーニングや運動を行う日(前後)はGI値の高いものを選んでいただいてもOK.
しっかりと栄養をカラダへ届けやすくなります。
逆に会食がある日、トレーニングや運動を行わない日は、積極的に低GI値の食品を選んでいただくと、しっかり炭水化物を摂りながらも体脂肪の蓄積をコントロールしやすくなります。
そしてさらに血糖値の上昇を食い止める簡単な方法として、
汁物→野菜→主菜(おかず)→主食の順番でゆっくり噛んで食べることが大切です。
実践している方も多いと思いますが、よく噛むことで満腹感を出しつつ血糖値の上昇を緩やかに抑えることができます。
カラダは食べたものでできています。
大切なのは『糖質制限』ではなく『糖質制御』
私は心もカラダも健康でいたいために、良いものをカラダに摂り入れ、カラダに良くないものは美味しくても食べないようにしています。
安くて早くて大量生産されているチェーン店こそ注意が必要かもしれません。
大好きなハンバーガーやポテトも大手チェーン店の倍の値段でも、良質(安全というか普通)のお肉、ポテト、油を使用する店を選びます。
太る、という以前に脳に影響があるからです。
数年前によく飲んでいたカロリーオフのコーラも飲まなくなりました。
健康はお金に変えられません。
長期的な視点で腸内環境、医療費の側面からみてもどちらが健全であるか、はっきりしていると思います。
添加物に関しては肥満や鬱に直結することでもあり、改めて特集的に書きたいと思います。
トレーニングを継続すると、食べるものにも意識が高くなりますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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